Interview
在学生・修了生の声

経済学専攻 地域経済学
博士課程前期課程 2021年4月入学
(入試種別:外国人留学生入学試験)
出願に先立って志望の指導教員へどのような相談をしたか、相談してよかった点
まずは、大学院Informationで教授の研究方針と研究室に入るための条件を確認し、自分の研究と一致していそうな教授の連絡先を確認します。出願の流れは大学院Informationに掲載されています。
次に方針を決めて、自分が研究したい内容に基づき、研究計画書を作成します。
そして、作成した研究計画書と自己紹介文、履歴書をメールまたは手紙にて教授宛に送ります。
私の場合は、榊原教授に自分が研究したいテーマを送りました。それだけではなく、自分の日本語や進路についても相談しました。具体的には研究生として学ぶのか、大学院生として学ぶのかを相談し、教授からのアドバイスで外国人留学生入試を受験しました。受験についてもどのように勉強すればいいのかを教授からアドバイスをいただきました。結果、無事試験に合格し、大学院生として榊原教授の研究室に進学しました。
TA・RA制度の利用にかかる経験談、よかった点
TA制度を利用してよかった点は3つあります。
① 授業の内容は多くが勉強したことのある内容となるため、一度勉強した内容の復習ができ、学部生に指導することによって、自分が教える立場として、理解を深ることができました。
② 授業担当者の管理のもとに、学部生の学びを補助することによって、学部生がわからないことに回答したり、アドバイスすることを通して自分のコミュニケーション力も高めることができました。
③ TAは報酬制度があります。自分の知識をいかせて報酬をいただくことができた点がよかったです。


奨学支援制度の利用にかかる経験談、よかった点
大学院2年次生の時、ロータリー米山奨学金を受給しておりました。大学を通して応募しました。流れとしては、大学に出願して、大学からの一次面接に合格してから、米山財団による二次面接を受けます。合格した場合は、毎月一回、ロータリーの所属クラブに出席して、スピーチを行う義務があります。
当該奨学金制度を利用することになって本当によかったです。経済的サポートはもちろん受けておりますが、生活や進路についてもたくさんの支援をいただきました。そして、普段なかなか触れる機会のない日本文化や体験をこの奨学支援制度のおかげで、経験することができました。また、ロータリー米山奨学支援制度を利用する間に出会った方々と、卒業したあとも、連絡をとらせていただき、とても仲良くしております。ロータリー米山奨学生になったことは人生の宝物だと思っております。
現在の仕事において大学院での研究や学修が生かされている場面や、学部卒業で就職をしている方との違いを実感する場面
大学院で研究している二年間は、研究の内容そのものだけではなく、物事に対しての考え方や、自分の研究を進めるのにどのような計画を立てればいいのかについての自ら動く力は、社会人生活に一番生かせたかと考えております。また、知らないものに対しての勉強の仕方、プロジェクトの実行に欠かせない最後までやり抜く力も大学院生時代で得たものだと思います。そして、大学院生の期間の研究では、いくつかの会社に取材を行いました。その活動で自分のコミュニケーション力が高まり、今の仕事にはとても役に立っていると思います。
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